top of page

昨日進さんは Σ-12はオゾノコブラノスキーの「青」を食べて生きている と言っていましたが、 私は「赤」を食べて生きています。

ここには何かしら不思議な縁で 
私と知り合った人がみんないます。 
だからちょっと書いてみたくなりました。 
私と同じ種を歩いている人ばかりではないので。 


私らの事を一般的にはMTFと言います。 
Male to Femaleつまり男性から女性へと 
性別を変更しようとする人たちの事です。 

私はMTFですが、ある日突然に 
男性がオカマに目覚めたというわけではないです。 
むしろ私たちのそれは性欲と関わりのないものです。 

私は自分の本心と向き合って、 
向き合って、向き合って、 
嘘偽りない本当の自分の気持ちを聞いたとき。 
「私はあのとき本当は赤が欲しかった」 
って言っている自分に気が付いてしまったんです。 

なにもない純真の頃 
私は選ぶのを躊躇ってしまった「赤」を 
悔やみ歪んで生きている自分に 
会ってしまいました。 
自分の一生と生死を明らかにしたとき 
私はやっぱり悔やんだままで死にたくはなかったのです。 

男性が女性の格好をすれば出来上がりという風には 
私たちはいきません。 
それは男性の身体に女性ホルモンを注射して 
男性としての身体を作らせなくしていく 
医療行為になります。 
少しづつ身体の細胞が女性へと変わっていく過程で 
私たちは様々な社会や生活といった問題に 
直面しながら生きて行くことになります。 
たくさんの男性的機能や生命を失います。 

でも、 
私はあの時欲しかった「赤」を 
日々改めてきちんと選んで生きていけることに 
今もとても幸せを感じています♪ 

昨日進さんは 
Σ-12はオゾノコブラノスキーの「青」を食べて生きている 
と言っていましたが、 
私は「赤」を食べて生きています。 

私が彷徨う時 
必ず迷います。 
地図が読めず、逆さまに歩くからです 笑 

でもだから 
必ず誰もが突き当たる場所に着きます 
そこを私が通る時には 
そこにはひとつ道が出来ます。 

私は誰の言葉も意見も聞かず 
そこを通るから 笑 

でもね私は 
縁をとても大切に思っています♪

 

平沢唯愛は私の創作の集大成です。 

平沢唯愛

bottom of page